冬季休暇最後の日②
その後は城ケ島公園に行き、岩場を歩いた。
もちろん1人でだ。
よくこういったスポットはカップルやファミリーしかいなかったりするので、駐車場手前で引き返したりするくらい若干の恐怖があったが、案外1人の人もいた。
人も少なかった。
この時期だけど、アブの生態系に詳しくないので、多少は覚悟をしたが杞憂に終わった。
水が透き通っている。
男複数で来ていたら良からぬ展開が目に浮かぶ。
木登りしやすそうな木がある。
そういえば、小学生の時、僕にとって木は、登りやすそうな木と登りにくそうな木の2種類だった。
木の種類に初めて興味を持ったのは、20歳を超えてからだったように思える。
妻は小学生の頃の話を、今とさほど変わらない価値観に基づいてする事がよくあった。
価値観が近いように感じたのは錯覚で、元々価値観は離れていたのだろうか。
続きます。